大森「みこころや」春のおまかせコース


大井水神公園前にある季節の料理「みこころや」



なかなかタイミングが合わなかったけど、なんとか桜の時期に間に合いましたー



テーブル×2卓とカウンター5席のこぢんまりしたお店。



おまかせコースは変わらず3,500円



床節(トコブシ)と鯛子の煮付け

甘鯛桜蒸し



筍の向こうに見えるのはこの季節らしく道明寺。その下には赤甘鯛。

お造りは、間八(カンパチ)・平目(ヒラメ)・金目鯛(キンメダイ)・赤貝(アカガイ)



赤貝とは珍しいねと言ったら、仲卸業者から泣き付かれたのだとか
…最近、他のお店でも聞くフレーズ。

白魚(シラウオ)と菜の花、若布の御椀



鰆からすみ焼き



鰆(サワラ)に唐墨パウダーをまぶしてあります。

天ぷら



蕗の薹、タラの芽、行者にんにくなど山菜の天ぷら。

〆の食事はお茶漬け。



いつもの…と思いきや、平目のお茶漬け。




デザートは豆乳入りのチーズケーキ。



相変わらず人気の「みこころや」



JR線路沿いに連なる細長い「品川区立 大井水神公園」
桜の名所として地元の人に親しまれています。



■過去記事
≫ 大森「みこころや」冬のおまかせコース
≫ 大森「みこころや」晩春のおまかせコース
≫ 大森「みこころや」本鱒の西京焼き
≫ 大森「みこころや」おまかせコース

季節のお料理 みこころや(三心家)
品川区南大井6-17-19 ペリエ大森101

ひとりごとは
最近よく耳にする、政府や識者の「自粛するな」という言葉には違和感を覚えます。
東京の飲食が盛り上がらない原因はいくつかあるけど大きいのは電力不足では?



たしかに地震の直後は被災者への配慮やそんな気分ではないという自粛ムードが強かったけど、
その後は電車が止まるかも、駅での混乱に巻き込まれたくない、だから早く帰りたいだったような…



なので地元民が食べるようなお店は普通にあるいはいつも以上に賑わっていたりしました。
当日は別として、そういう交通機関の混乱の主な原因は電力の供給不足でした。




そして、節電のための臨時休業や早仕舞い・営業時間の短縮。



暗くて営業しているのかいないのかわからない繁華街では早く帰ろうという気分に。

もしかして、買い溜めした食材を使い切るために家飯が増えているのか?笑

節電のために停止しているエスカレータもたくさん…



小さなことですが、高齢の方からは外出が億劫になっているという声も聞きます。

『今、自分にできることは節電』と、まるで被災地のために節電しているような勘違いも、
ようやく東京の電力が足りないから東京の人が節電するだけだと気が付いた人も多いようです。

もう一つ東京に人が少なくてさびしいのは観光客が少ないからでしょう。




特に外国人観光客は激減していますね。原発事故による放射線汚染への不安。
不要不急の旅行ではリスクを避けるレベルが低くなるのは仕方ないでしょうね。
銀座も観光客が少ないけど、それ以上に影響が大きいのは築地の飲食店に思います。

私のまわりでも延期になった宴会がありましたが、それは自粛というよりも
時間がなくなったから。生産設備の復旧・原材料の入手・物流の混乱・
業務のリカバリーなど仕事に追われて時間がない人も少なくないでしょう。



原発問題や電力不足を解決できないのに「自粛ムードはやめよう」という首相よりも、
何かと物議を醸すけど「原発問題が埒が明かないのに…」という都知事の方が
東京の現状を認識しているように思います。いわゆる“花見自粛”発言の前の
本旨は『なお、上野公園で、花見・宴会を規制しています。花を愛する日本人、
桜が好きな日本人が、花見をしたいというのは分かるけれども、私は少なくとも夜間、
明かりをつけての花見などというのは自粛すべきだと思っております。』のようです。



私は外で食事する方が節電になりそうなので自粛せずに外食しています。
でも、あまり書くと秘密基地でいじめられるのでやめておこう。。。

テーマ:和食 - ジャンル:グルメ

[2011/04/14 23:00] | 大森)和食・小料理 | page top
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