
佐賀での夕飯は、移動続きで疲れていたのもあってホテルのレストランへ。

ホテルニューオータニ佐賀にある「日本料理 楠(くす)」
佐賀の米、佐賀の水を使用して、佐賀県内で醸造された「佐賀の酒」がありますね~
まずは創業以来300余年と佐賀市で最古の窓乃梅酒蔵の「窓乃梅」から~

でも、ここだと「窓乃梅」じゃなくて“窓の楠”かな?笑
佐賀城跡の一帯にはたくさんのクスが生えていて佐賀県天然記念物にも指定されています。

この濠端のクスは樹齢300年を超えると言われる大楠。
有明珍味盛り合わせ(2,100円/税込・サ別)

むつごろうの蒲焼

有明海のシンボル的な存在。
女貝(めかじゃ)

ミドリシャミセンガイ。貝という名前で見た目も二枚貝のようですが、貝とは全く異なる
触手動物腕足類の一種なのだそうです。「メカジャ」は女冠者とも表記されるようです。
がん漬け

シオマネキという小さな蟹を殻ごと叩いてすり潰して塩辛にしたもの。
海茸(ウミタケ)の粕漬け

ニオガイ科の貝。木の芽に隠れてよく見えないけど(汗
わらすぼの唐揚げ

ムツゴロウと同じくハゼ科の魚。有明海の味!ってカンジでこれが一番おいしかったー
お酒がススミます。佐賀県伊万里市の「松浦一」

お酒がススムのは有明珍味のせいか和服な乙女のせいか。

佐賀に来てもやることは同じ。。。
そして夜も更けていきます。

今の東京には少ないライトアップ。西日本にいるんだなぁ、と実感。
口底(クチゾコ)の煮付け(1,680円/税込・サ別)

舌平目みたい…と思ったらその仲間みたい。甘めに煮付けられています。
添えられている唐津のざる豆腐もなにげにおいしい。

〆は鯛茶漬け(1,890円/税込・サ別)

鯛はお隣の長崎県産。江戸時代には佐賀藩は長崎を警備(福岡藩と一年交代)していたので
圏内といってもいいですね(佐賀城本丸歴史館で教えてもらいました)
鯛の身にタレを絡めていない銀座では見掛けない鯛茶漬けのスタイル。

お出汁でお茶漬けにするタイプ。




器はもしかして…と訊くと、やっぱり有田焼のオンパレード。

ごはんはオカワリ

ひとりでホテルのレストランというのもどうかなぁと懸念したけど、濠端の楠を眺めながら
有明海の幸も食べられ和服な乙女にも話し相手になってもらい、楽しいひと時を過ごせましたー
